2020年03月19日より超低高度衛星技術試験機「つばめ」SLATSに搭載された小型高分解能光学センサ(SHIROP)で取得したプロダクト画像の提供を開始しました。
高度約485km～約160kmで観測した画像をご利用いただけます。ぜひご活用ください。

「つばめ」は、高度300km以下の超低高度域において長期間にわたり地球観測運用を可能とする衛星技術の獲得を目的として開発した衛星であり、2017年12月23日に打ち上げられました。2019年4月より超低高度域でのイオンエンジンによる軌道保持運用を開始し、271.1km～181.1kmの間で6段階の軌道高度にて軌道保持技術を実証するとともに、SHIROPによる高分解能衛星画像を取得する実験を行い、良好な画質の画像を取得しました。
「つばめ」は計画していたすべてのミッションを達成し、2019年10月1日に運用を終了しております(※1)。
(※1 http://www.jaxa.jp/press/2019/10/20191002a_j.html)

今回提供するプロダクトは、SHIROPにより撮像した、標準加工処理済みのパンクロマチック画像です。
なお、「つばめ」は技術実証を目的とした衛星のため、精度等の保証は行っていないデータとなりますこと、ご了承ください。

SLATSに関する概要や最新情報については以下をご参照ください。

 JAXAサテライトナビゲータ　超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)　http://www.satnavi.jaxa.jp/project/slats/

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