jaxa2.png

lan_jp.png lan_jp.png

まずは目的のデータがあるか検索(どなたでも検索できます)
※ダウンロードには登録が必要です。

lan_jp.pnglan_jp.png

jaxa.png
地球観測衛星が捉えた日本の夏
2018年8月30日掲載
CASE_article_type5_article_id929.jpg
GCOM-C/SGLI
地表面温度
気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)が日本の酷暑の様子を捉えました。

 図1~3は、それぞれ2018年8月1日の10:40頃(日本時間)に観測されたデータから算出した東京周辺、名古屋周辺、京都大阪周辺の地表面温度(各左側)と植生分布(各右側)の画像です。図の白色の領域は雲域を示しています。「しきさい」(GCOM-C)の観測によるとこの日は特に大都市域で地表面温度が50度以上と非常に高温となりました。

図1 東京周辺の日中地表面温度と植生分布。 白色の領域は雲域を示しています。前橋や熊谷で非常に高温となっている一方、皇居や代々木公園では周囲に比べ少し温度が低くなっています。

図2 名古屋周辺の日中地表面温度と植生分布。名古屋城では周囲に比べ少し温度が低くなっているようですが、その周囲や岐阜市周辺では非常に温度が高くなっています。

図3 京都大阪周辺の日中地表面温度と植生分布。京都や大阪南部、関西国際空港で非常に温度が高くなっています。

 「しきさい」(GCOM-C)は近紫外~熱赤外まで幅広い波長の観測を行うことができますが、この中の熱赤外の波長帯の観測によって地表面の熱の状態を知ることができます。また、250mという高い空間分解能で高頻度の観測を行えることも「しきさい」(GCOM-C)の大きな特徴の一つです。

 これらの機能を生かし、「しきさい」は多岐に渡る地球物理量を推定することができ、それらのデータは農業分野における収穫量予測や漁業分野等への活用も見込まれています。
 現在はデータ公開前の初期校正検証期間のため、地表面温度の精度は検証中です。「しきさい」(GCOM-C)観測データは2018年12月にG-Portalから公開予定です。

box.png 年別の利用事例


ユーザーアカウント:
パスワード:

ダウンロードにはユーザー登録が必要です。
ユーザー登録は、こちらから行うことができます。

パスワードを忘れた場合はこちら
アカウントを忘れた場合はこちら
ログオフしますか?